金とプラチナの発掘量の違い
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金とプラチナの発掘量の違い
金・プラチナに関わる豆知識をご紹介いたします。
金とプラチナの発掘量の違い
金(Au)とプラチナ(Pt)は、共に宝飾品や工業用金属として、高い需要があります。
そんな人気者の金とプラチナ。
現在の市場相場では、金よりもプラチナの方が、かなり値段は高いんです。
何故、プラチナは金よりもずっと高価なのか?
もちろん様々な理由があるんですが、その理由の一つに、発掘量の違いがあります。
実はプラチナは、、金よりもずっとずっと発掘量が少ないんです。
これまでの人類の歴史で、金とプラチナがどれだけ発掘されてきたか、ちょっと比べてみました。
はたして、どれだけ違うかといいますと…
これまでの総発掘量 | わかりやすい例え | 年間発掘量 | |
---|---|---|---|
金 | 約15万t | 長さ50メートルのオリンピックプール、3杯分 | 約2500t |
プラチナ | 約4500t | 一辺が6メートルの立方体の大きさ相当 | 約150t |
なんと、こんなに違うんです。プラチナって、とっても貴重な金属だったんです!
実にプラチナの総発掘量は、金の33分の1!年間発掘量は、17分の1!
いやー、金とプラチナの発掘量にこんな大きな差があったなんて、知ってましたか?
ビックリしますよね、、、
ん?でも待ってください。
今の金とプラチナの価格差は、おおざっぱに言ってプラチナが金の約2倍程度です(2008年8月近辺)。
総発掘量が33分の1なら、価格差は33倍になってもいいんじゃないか?という気もします、、、
或いは年間発掘量が17分の1なら、価格差は17倍でもいいんじゃないでしょうか、、、
まあ、そうはならないのが、市場の仕組みというものなんでしょうね、きっと。